//判定;検索ボタンを押下したか?押下の場合はnoindex?>

「白銀ギムナジウム 上」 レビュー

トップへ戻る 白銀ギムナジウム 上の商品画像

著者       

出版社   

カテゴリ   書籍

寄宿舎モノの百合。絵はそこまで達者とは感じないが、心理描写は丁寧で設定もよくできており、内容は大変面白い。絵さえ気にならなければ読んでみる価値はあるので、試し読みで見てみるといい。ギムナジウムは大学進学を目的とした中等教育の上位学校を指すようであるが、作中では幼稚園~小学校くらいの少女も登場する。また、通いの生徒はなく、親のいない子供が集められていることから、実質的には孤児院のような印象を受ける。

なお、ギムナジウム(Gymnasium)はドイツ語なので、舞台は恐らくドイツ。作中でも、主人公フィオナと親しいエイミーが「春の夢」※フランツ・シューベルト作 をドイツ語で歌う場面があることからドイツ語圏と考えてよさそう。主人公であるフィオナ/エイミー以外にも複数の女の子同士の関係性が描かれており、上下巻では物足りないくらい脇役の人間関係が丁寧に描かれている。「白銀ギムナジウム」としては上下巻で終わりですが、一応スピンオフも出ているみたい。気になる人は、著者であるひるのつき子さんのX(Twitter)をチェック。


twitterでの反応やあれこれ。

X(旧twitter)より引用

この作品でスピンオフを出してもらえるのは大変ありがたい。上下巻に細やかな関係性が描かれているので、続きがないともったいないと思わせてくれる。

X(旧twitter)より引用

ノスタルジックな話が好きな人も多いだろう。卑俗な世の中から逃避する手段があっていいし、あるべきである。