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3巻はシリーズの大きな節目であり、恋人同士となった鞠佳と絢が百日目を迎える温泉旅行が舞台。すでに成立した恋愛関係においても、互いの想いを確かめ合うやり取りが新鮮で、百合的な甘さが全編に広がる。
旅行という閉じた空間が二人の距離を一層縮め、細やかな会話やスキンシップが関係の成熟を感じさせる。恋愛の幸福感だけでなく、これまでの「ありえない」という価値観の変化を描く点が印象的だ。
シリーズの初期から追っている読者には、感慨深い一区切り。ラブコメの軽快さと恋愛の深みが両立した、満足度の高い巻。