//判定;検索ボタンを押下したか?押下の場合はnoindex?>
著者
出版社
カテゴリ 書籍
“ギャル×百合”をまっすぐに受け止められるアンソロジー。完全描き下ろしでそろえた各作が、甘さ、拗れ、からかい、さりげない思いやりまで広い温度で並び、やさしい導入。第1弾より少しだけ踏み込んだ肌感もあり、読み手に合わせて楽しめる。
ギャルの素直さが関係を押し広げる。強がりや照れの裏に、相手を大切に思う気持ちが見え、ページをめくる手が自然とゆるむ。王道の“陽キャ×地味め”だけでなく、立場や年の差が生む微妙な距離が、やわらかい輪郭を浮かび上がらせる。
アンソロらしくトーンは多彩だが、編み方は整っており、短編ゆえの余韻がある。読後には、気に入った作家の長編を追いかけたくなるはず。軽やかさと親密さの間で、今の百合が持つ手触りを確かめられる一冊。